分銅校正
分銅の校正について
「はかりが正しい重量を表示しているか」を確かめるために、定期的に分銅をのせて重量チェックをしているお客様も多いかと思いますが、分銅のチェックはしていますか?
どんなに厳重に管理されている分銅でも、少しずつ質量は変わっていきます。
また、鋳鉄製の分銅などは、塗料がはがれてきたり色がくすんできたり見栄えも悪くなってきます。
塗装して綺麗にしたい、安く仕上げたいから校正だけ、錆びて使えない等々何でも当社にご相談ください。
JCSSでは1級よりも下の等級分銅の校正周期を
鋳鉄以外3年、鋳鉄1年で推奨しています。
当社では、分銅の定期的な自主検査・整備・校正を行い、しっかりと管理されたものを使用しています。
分銅校正風景
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1.現状確認
まず最初に、お客様からお預かりした分銅の状態を
大きな傷はないか、欠けていないか等確認します。
![](/files/libs/947/s/201906141429502539.jpg?1560490193)
2.素地調整(ケレン)
1.で大きな問題がなければ塗装できるようにケレンします。
分銅の管理番号が見えづらいようなら番号の打ち直しもします。
管理番号がない場合は、新しく番号をつけることもできます。
![](/files/libs/948/s/201906141431344842.jpg?1560490297)
3.塗装
分銅を塗装します。
分銅は塗装することで重量が重くなってしまうため、校正前に塗装します。
![](/files/libs/949/s/201906141436559095.jpg?1560490618)
4.塗装完了
お客様の指定の色がある場合は指定の色に
指定がない場合は写真の色になります。
![](/files/libs/951/s/201906141452267964.jpg?1560491549)
5.分銅校正
分銅の重量を調整します。
分銅の等級によって許容される誤差は違いますが、当社では許容される誤差に関係なく、できる限り正しい重量に近づけます。
![](/files/libs/953/s/201906141453097711.jpg?1560491592)
6.校正完了
重量を合わせて分銅の校正完了です。
この後、傷がつかないよう梱包等をしてお客様へお返しします。
大型分銅の校正から検査
![](/files/libs/1068/s/202004021350211731.jpg?1585803025)
1.現状確認
まず最初に、お客様からお預かりした分銅の状態を
大きな傷はないか、欠けていないか等確認します。
![](/files/libs/1069/s/202004021351263370.jpg?1585803090)
2.素地調整(ケレン)
1.で大きな問題がなければ塗装できるようにケレンします。
分銅の管理番号が見えづらいようなら番号の打ち直しもします。
管理番号がない場合は、新しく番号をつけることもできます。
![](/files/libs/1071/s/20200402135241422.jpg?1585803164)
3.下地塗装
分銅を下塗りします。
![](/files/libs/1072/s/20200402135516122.jpg?1585803320)
4.上塗りと文字入れ
上塗り後、文字入れをして整備完了です。
分銅の色や文字等はお客様の指定の色に仕上げます。
![](/files/libs/1073/s/202004021405222616.jpg?1585803925)
5.分銅校正
分銅の重量を調整します。
等級が上の分銅に重量を近づけます。
![](/files/libs/1076/s/202004021422517512.jpg?1585804974)
6.検査
北海道計量法検定所による検査を受けて、合格し、分銅校正完了となります。