フィッシュアナライザ
製品案内
魚の脂肪を簡便・迅速・高精度に測定できる魚用品質状態判別装置
Fish AnalyzerシリーズDFA100/DFA110
概要
フィッシュアナライザは、高品質な水産物を消費者に提供するとともに、優れた魚のブランド化を実現するために開発された製品です。
従来の14魚種(アジ、マサバ、イワシ、サンマ、ブリ、マグロ、ゴマサバ、マダイ、キンメダイ、カツオ、サケ、ニジマス、サワラ、メダイ)に加えて6魚種(スズキ、ハタハタ、マハタ、ヒラソウダ、アナゴ、マルアジ)が追加となり計20魚種の脂肪率を測定できるとともに、検量線モードにてあらゆる魚の脂の乗り具合を測定することができます。また、測定した魚種の脂肪率の平均値を表示できます。更に、表示画面が明るく、直射日光が当たる屋外でも見やすくなっております。さまざまな機能にて、漁業・水産業、食品加工業など多くの水産現場で活用できる製品です。
(注意)本製品は鮮魚専用の測定機です。
脂肪率の平均値を表示できます
トロ箱ごとに、サンプリングすることが可能です。
20種類以外の魚も目安で脂肪判定ができます
Fish AnalyzerTMには、今回登録されていない魚種を測るために検量線モードを搭載しています。
この検量線モードを利用すると、脂肪率ではなく「インピーダンス値(単位:Ω)」が測定できます。測定したインピーダンス値と脂肪量との関係をお客様でお決めいただければ、脂肪判定の目安値としてご利用いただけます。
この検量線モードを利用すると、脂肪率ではなく「インピーダンス値(単位:Ω)」が測定できます。測定したインピーダンス値と脂肪量との関係をお客様でお決めいただければ、脂肪判定の目安値としてご利用いただけます。
体脂肪計と同じ測定原理だから簡単・正確です
4つの電極を用いて魚体に微弱な電流を流し、その流れにくさを示す抵抗値から脂肪率を推定する「生体電気インピーダンス法」を採用しています(脂肪が多いと電流は流れにくくなる特性があります)。
また、微弱電流しか流しませんので、魚を傷める恐れはありません。
また、微弱電流しか流しませんので、魚を傷める恐れはありません。
高精度を実現したマルチ周波数測定を採用
各種実測値との比較
品質状態判別では、魚の脂肪量を求める基準である、ソックスレー抽出法や比重法との相関を高めたYamato独自の方式を採用しています。Fish AnalyzerTMによる推定脂肪率は、ソックスレー抽出法を用いたマグロの背部脂肪量の実測値に対する相関係数は、0.95です。また、サバにおける比重法を用いた脂肪量の実測値に対する相関係数は、0.86と高い関係を持っています。